*  相違点difference)

その1 眼鏡をかけた男性が多い。

空港で見かけた警備員や職員に、やたらと眼鏡をかけた男性が多かったので、街中でも気にして見ていたらやっぱり多かった。

20〜30歳代位の若い世代に多くて、多分男性の2人に1人は眼鏡をかけている。(眼鏡の形は、日本でも流行っているような細いやつ。)

女性で眼鏡をかけている人はあまりいなかったのだが、何か流行なのだろうか。それとも本当に目が悪いのか?

 

その2 ミニスカートの人がいない。

一応売ってはいるようだが、実際ミニスカートの女性は1人も見なかった。皆膝丈かロングばかりで、短くてもせいぜい膝が見える程度。もちろん女子高生も、膝丈の制服のスカートを更に短くするようなことはしていない。

・・・一緒に行った池波さんが、日本では普通の筈のミニスカートをはいていたら、オヤジにじろじろ見られたり、ストリートマーケットでお尻をさわられたらしい。しっかり黒タイツ着用だったのに。

ちなみに男女とも、髪を脱色している人もほとんどいない。ついでに男性は全員短髪。結べるほど長い髪の男性は一人もいなかった。←長くても金城武くらい。by更紗

 

その3 本屋に漫画が売っていない。

本屋を発見しても、入ってみると地図や学術書、ガイドブックなどは置いてあるのに、雑誌やコミックス、ゲームの攻略本の類は置いていない。

雑誌と最新の漫画(アメリカンコミックのように、1話分だけフルカラーで冊子になっているもの)は道端のキヨスクみたいな店やコンビニで手に入るのだが、漫画本は信和中心以外では古本屋を2軒くらい見かけただけで、他に何処に売っているのかわからなかった。(ゲーム攻略本は、電脳中心に行けば入手できるようだ。)

あと、漫画冊子にやたらとおまけがついてくる。長さ8cmくらいの剣や槍などの武器や、キャラクターのzippo風ライターなどが主流のようだが、「街覇VS拳皇」には高さ15cmくらいある庵の胸像がついていた。(特別版ということで、ちょっと値段が高いけど。)

 

その4 コンビニで売っている豆腐はデザート用しかない。

大豆を使って作った豆腐なのに料理に使う為ではなく、スプーンですくってそのまま食べるデザート用のものしか置いていなかった。

パッケージは日本でも見かける1人用の冷奴パックのような物だが、中身はヨーグルトのように柔らかくてなめらかなので、持って帰る際にうかつに振ると形がなくなってしまう。

味はプレーンの他に杏仁と牛乳風味があり、やや甘めだが美味しい。

スーパーマーケットでもやはり料理用の豆腐は見かけられなかったのだが、デパートなどに行けばちゃんと置いてある物なのだろうか?

まあ香港の人は共働きであまり家で料理はしないらしいので、あまり需要がないのかもしれないが。(そう言えばスーパーにも、食べるのに手間がかからない缶詰やレトルトと飲み物、デザート、パンの類ばかり並んでいた。)

 

その5 建築用の足場が竹。

↑これは尖沙咀にある太空館(プラネタリウム)。

香港の工事現場を見ると、必ず長くてまっすぐな竹が何本も置いてある。それを写真のようにきれいに組んで足場にするようで、日本で見るような鉄骨の足場は全く見かけなかった。

たしかに軽くて耐久性があり、錆びないし金属よりしなやかで便利そうだ。でも、日本でこの長くてまっすぐな竹を大量に入手するのは、多分無理だろう。


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