台北捷運(Mass Rapid Transit)

↑券売機は小銭しか使えない。近くに両替機があるので、コインがない場合は先に両替を。

安くて手軽で正確な乗り物といえば、何より地下鉄(日本ではだいぶ料金が高いのが気になるが)だと思う。代金をごまかされる事なく、しかも決まった時間に専用の道を走っているので、遅れたりトラブルが発生する事はあまり無い(台風には弱かったが)。

運行時間は朝6時頃から夜11時前あたりまでらしいので、夜市などで遅くなりすぎると乗れなくなってしまう。

 

香港でもそうだったが、台湾でも駅のつくりは大体日本と同じ。しかもこちらでは初乗りが$20=\72で、距離に応じて$5=\18ずつ増えてゆくが、台北市内の観光場所なら大体片道$35=\126もあれば行ける。

しかも開業したのが古いところでも1996年。おかげで駅構内はとても綺麗だ。また改札口のあたりの床に線が引いてあり、「ここから先は飲食喫煙禁止。違反者は罰金徴収」みたいな事が書いてあるので、まるきりゴミなどが落ちていない。駅構内でおやつのつまみ食いが出来ないのは寂しいが、日本でも罰金制を導入したらたばこの投げ捨てなどが減るのでは?

 

切符の買い方は左の通りだが、出てくる切符というのがちょうどテレフォンカードのような磁気カードで、回収後リサイクルされる為金額は印字されない。無駄が無くて良い方式だと思う。

改札口は香港と同様のバーに遮られた四角い箱状の所で、切符を差し込んだら出てきたのをすぐに抜き取り、バーを回転させて入場する。帰りは切符が回収されるので、そのままバーを回転させて出る。

地下鉄の出入り口も日本と同じように駅構内に地図があったり、ある程度有名な場所なら出口表示に書いてあったりするので、あまり迷う事も無いと思う。

 

しかし、便利で安いにもかかわらず利用者はあまりいないらしく、駅も電車内も空いていた。

ちなみに電車内で寝るのは日本人だけ。外国では色々な意味でキケンなのでやめよう(台湾は治安が良いので、スリや置き引きが大丈夫だとしても、乗り過ごしてえらい所に行ってしまうと戻るのが大変)。

↑先に料金ボタンを押して料金を入れ、3と書かれた所から切符、4からつり銭を取る。

↑龍山寺駅の改札前。広くて綺麗。手前にはセブンイレブンや本屋なども入っている。

↑電車のイスは樹脂で出来ているので、長時間座っていると痛そう。(笑)

 

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