萬年商業大楼

↑西門駅方面から見た外観。右側の壁に「萬年」とだけ書かれた看板も見える。

 

住所:台北市西寧南路70號

台北のオタクビル、と呼んで良いかどうかは人によるが、なかなか面白いものを売っている店が入ったビル。以前はコピーのゲームソフトも売っていたらしいが、行った時には既に無くなっていた。

 

フロア配分は、地下1階が食堂で1階から4階までが物販店の集まるフロア、5階が全部ゲームセンターになっていて、そこより上は行かなかったが、左の写真から察するに6階にはスケートリンク、7階にはビリヤード場があるらしい。

 

物販店は腕時計やファンシーグッズ、スニーカーやカジュアルな洋服など、いかにも若者向けの店が多いが、4階は日本のアニメのDVDやVCD、音楽CDが妙に安い店や、どこかで見たようなプラモデルがビニール袋に入って並んだ店、日本語の雑誌や日本の漫画を中国語訳したものが山のように売っている店などが並んでいる。書店には日本のゲームを中文漫画化した本も並んでいて、なかなか面白い(香港には1話しか載っていない薄い本はたくさんあるが、3〜4話まとめた厚い本は台湾からの輸入ものしかない。その代わり、台湾で薄い本は見かけなかった)。

 

また、その一角には「布袋戯」(フウタイシー)という、台湾で人気の人形活劇に使われている人形が展示されている所もある。

布袋戯は約100年前に中国から台湾に伝わってきたと言う、伝統のある人形劇で、日本で言うとさしずめ「人形浄瑠璃」と言ったところ。人形の大きさも浄瑠璃と同じで、50cm前後の割と大きいもの。皆豪華な時代衣装を纏っている。人形の顔は古風なものから耽美な物、ちょっと妙な物(笑)まで色々とあり、VCDや漫画、写真集も出ている程の人気らしい。

 

↓梓の見つけた「布袋戯」サイト。雰囲気をつかむには良いかと・・・。

注意:エンコードを繁体字中国語にして下さい。

Bubu’s story  観天宇  富偉電視木偶

↑フロア配分はこんな感じ。

布袋戯の人形の顔そのままのキャラクターが登場するPC用ゲームまである(これはビルの壁面広告)。

 

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