* ホーチミンのこと。

空港。
いまどき2階建ですよ。ペプシバス。
前後に運転席がついてる。

飛行機で空港に着いたら空港の建物までバスに乗り換えて行くのだが、これでも国際空港なのかと疑わしくなるくらい小さい建物。しかも今時飛行機の乗り降りにバス(何故かペプシのロゴ入り)を使う。

職員は社会主義らしい軍服みたいな制服を着ていて愛想の悪い人も多いが、時々「ニホンジン?ニホンのおんなのこサイコーね!」とか言ってくる人もいて微妙(笑)。

入国の時にビデオカメラや通信機器等を持っている場合は申告するらしいが、CDプレイヤーやカメラ位だと書類に書いても、実際には申告するものが無い人と一緒に手続きを受けて、現物は見なかったりする。結構いいかげん。

 免税店は、入国時に入れる所は酒と煙草位しかないが、帰国時にある方は小さいながらベトナムなモノ達がまあ一通りそろっていて値段もそこそこなので、外貨の清算にはよいかも。

 

正面右はサイゴンセンタービル。
地元の人たちはホーチミンシティの中心部のみ、今でも「サイゴン」と呼ぶらしい。

街の中は結構汚くて、歩道なんかもあちこち陥没しているし、時々建設中なのか解体中なのか判らない建物がある。

夜になっても星が見えないし、流れる「サイゴン川」は結構汚そうな所がちょっと東京に似ているが、街中微妙なにおいが漂っていて、あちこちごみが落ちているあたりは「プチ・パリ」って気がする(笑)←本当はフランス統治時代の名残の建物達や、コーヒーとフランスパンが美味しいところなんかも言いたいらしい。

ベトナム人は壁が汚くなっても塗り替えるということをしないらしく、汚れた建物が多い。

歩道は食べ物の屋台を出している人やいすを出してくつろぐ人(?)などで一杯。歩いていると「コンニチハ」なんて声をかけてくる人がいるが、応えると何か物を売ろうとしてくるので無視。ひとりで道端に立ち止まっていても、やっぱり声をかけてくる人がいるけど無視無視。

・・・きっと私は怖い顔で歩いていたに違いない。

 

手前左の人が帽子に覆面。車道は原付だらけ。自動車は割と少ないし、50ccより大きいバイクもない。原付なら免許が要らず、大人2人と子供3人まで乗れるらしい。(病気ってことにすれば大人はもう1人乗れる。)皆ヘルメット無しで、帽子に排気ガス避けのマスクをして、女性の半分くらいは日よけの長手袋に覆面状態で走っている。・・・なんか怖い。

車道は自動車やバイクだけでなく、シクロ(自転車の前に座席やリヤカーをつけた3輪車)や歩行者なんかもいて、前の車を抜く時に当然のように逆走したりする人も多いので危なっかしい。ついでにみんな警笛を鳴らしまくっていてうるさい。日本では「邪魔だ、どけ!」って感じの印象があるが、ベトナムでは自己主張的な意味合いで鳴らすようだ。

どんなに長い横断歩道があっても信号機がついているとは限らず、皆止まるという事をしないので、渡るときはある程度きりのいい所で、車の来る方向を見ながらゆっくり歩けば、向こうが避けてくれる。街を走る車の速度は全体的に結構遅いので、まあ何とか渡れるけどやっぱり怖い。

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