土産(Soubenir)

↑「天仁茗茶」の緑茶キャラメル。600g入って$200=\720。

緑茶キャラメルというより、ピーナツを緑茶味のヌガーが繋いでいる感じ。

旅行に行くと、必ずひとつ位は買って帰らねばならない「お土産」。旅行案内などを見ると、台湾で土産と言えば中国服に印鑑、書道具、からすみに中国茶なんて書いてあるが、友達の土産ならともかく会社用の土産にそんな高いものははっきり言って買えない。(^_^;)免税店などに行けばパイナップルケーキやどこでも売っているチョコレートなどの適当な土産もあるが、今回発見した個人的にちょっと良かった土産は緑茶キャラメルだった。

 

これを売っているのは本にもよく紹介されている「天仁茗茶」という、台北だけで28店舗ある台湾最大の台湾産中国茶チェーン店。日本にも横浜の中華街と神戸に支店がある。

中国茶を土産に買うと結構高くつくのだが、同じ茶でも緑茶なら安く、しかも日本の抹茶にかなり近いので、嗜好的にあまり外れない。それに個包装で大量に入っているので、職場の人達に適当に1人3個とか5個とか調整しながら配って回れる。しかもこの商品は日本には売っていない。ピーナツが大量に入っているので年寄りには向かないかもしれないが、大部分の人には喜んでもらえたようだ。

また、安く大量に個包装の台湾らしい食物が必要な場合は、「コンビニ」のページで紹介している味付け卵もお勧め。

 

あとは個人の笑える土産として良いかもしれないのが「蚊取りラケット」。以前日本でこれと同じようなものを見かけたことがあるのだが、その時は「蠅取りラケット」として売られていた(しかも1000円位)。

全長46cmで紐通しつきの玩具っぽいラケットで、網の部分に針金のような金属が張ってあり、ここに電流が流れるので蠅や蚊めがけて振り回すという代物。あまり実用性が無い気がするが、アイテム自体が面白いので誰かに押し付けるのもよいと思う(笑)。

 

ちなみに貰っても嬉しくない土産は、やはりドライフルーツの類だと思う。土産物店にはパックに入ったマンゴーやパパイヤ、スターフルーツに何故か甘藷なんかもあるが、大抵の日本人の口には合わない味である。また、梅も干したり甘く煮たりしたものがあるが、当たり外れが激しいので試食出来るならばしてから決めた方が良い。例えば香港にもよく売っている「陳皮梅」などは、安いが非常に不評。だが「茶梅」などと売られている甘く煮た梅は、意外と美味しいものもある。

 

それから翡翠のストラップなどは香港ではHK$10=\160位から入手できるが、台湾では取れる翡翠の種類が違うらしく、一番安くても士林夜市で見た$50=\180で、普通の土産物の店では大したものでなくても1本\500位してしまうような高いものがほとんど。価値のわかる人の土産にしか薦められない。

↑一部で大受けらしい「蚊とりラケット」(笑)。値段は $50=\180。単三電池2本が必要(別売り)。

↑ビーフジャーキーやドライフルーツも有名な台湾土産だが、なんでも甘く味付けしてあるので注意。

この「肉紙」にも何気に「低糖」なんて書いてある。( ̄□ ̄;)!!

 

戻る